やまがたMUSE奨学金

2026年度の募集要項を公開しました。

募集期間は10月20日からを予定しています。

この奨学金について

夢の実現に向けた経済支援


一般財団法人MUSE財団は、グローバル志向の次世代を支援することを使命に掲げて設立されました。2022年から続く《やまがたMUSE奨学金》は、山形県から世界へ羽ばたく人材を応援する給付型奨学金です。大学進学を目指す高校生を対象に、大きな夢の実現へ向けた活動資金を提供します。

当該年度の高校1、2年生が対象

給付対象となるのは、現在山形県内の高等学校に通う1、2年生(次年度2、3年進級見込)です。旺盛なチャレンジ精神を備え、将来は世界を舞台に活躍したいと考えていること、その第一歩として大学進学を目指し、援助を必要としていることなどが応募条件です。たとえば……

  • 卒業と同時に海外大学への留学を目指し、そのための特別な準備を必要としている
  • 在学中に短期留学をしたいと検討しているが、経済的にその余裕がない
  • 明確に志望する進路があるが、県内には該当する学部学科がなく、県外進学を考えている
  • 家庭の事情、経済的理由などで大学進学が厳しい状況でも、夢を諦めずに挑戦したい
  • 進学のため親元を離れることについて家族の反対に遭い、自分の将来性を示したい
完全オンライン出願

面接試験はなく、オンラインで応募完了する奨学金です。願書・作文・証明書類、および所属高校からの推薦状を、ウェブサイトのエントリーフォームを通じて提出していただきます。紙による郵送などでの出願はいっさい受け付けません。ご不明の点は当財団ウェブサイトのメールフォームよりお問い合わせください。電話やお手紙などによるご連絡には応対しかねます。

2026年度の募集概要

給付額1名あたり単年20万円
募集人数40名
募集期間2025年10月20日(月)〜12月5日(金)23:59
給付対象大学進学のため真に経済的援助を必要とする、2025年度の高校1、2年生
応募資格・指定地域(山形県)に居住し、かつ同地域内の高校に在籍すること
・2026年4月に高校2、3年へ進級見込であり、年齢が20歳以下であること
・日本国籍ないし永住資格・定住資格を有すること(留学生は対象外とする)
・成績優秀、チャレンジ精神が旺盛で、心身ともに健全であること
・海外留学や県外進学を含めた広い視野を持って進路を定めていること
・かつて当財団から奨学金を受けていないこと(他団体の奨学金との併用・重複は可能)
給付方法2026年3月上旬頃までに、本人名義の預貯金口座への振り込み
※給付型奨学金で返済義務はありません。対象期間は給付から一年間とし、奨学生本人に使途報告書を提出していただきます。期間中に不適格と判断された場合には、資格を取り消して奨学金の返還を求めることがあります。
やまがたMUSE奨学金のタイムスケジュール

応募方法


申請者である高校生本人が、ウェブサイトのエントリーフォームより応募してください。証明書類の原本をPDF化する作業には、スキャナー機能のあるプリンタやコンビニのマルチコピー機などが必要です。書式が指定と異なる、読み取りが不鮮明など、提出書類に不備がある場合は不合格となることがあります。また、申請者の所属する高校からの推薦状は別送となります。出願の前によく相談し、推薦者となる先生を決めておいてください。

10月20日に開通予定

本人の提出書類
1)願書(フォーム入力)
  • 本人情報
    • 氏名、学校名、生年月日、性別、メールアドレス、電話番号、住所
    • 顔写真
      • 縦4対横3のカラー証明写真、550KB以内のJPG形式画像ファイルで提出
      • ファイル名は「YMUSE2026_(出願者氏名)_1顔写真.jpg」とする
      • あなたの名前が山田花子なら「YMUSE2026_山田花子_1顔写真.jpg」となる(以下同様)
    • 特記すべき事項(他の奨学金の受給状況、健康状態など)
    • 志望進路(現時点での志望大学および学部学科など)
    • 「総合的な探究の時間」の研究テーマ
    • 個人情報の取り扱いについての同意
  • 推薦者情報
    • 氏名、関係性、メールアドレス
2)課題作文(所定書式あ
  • テーマにもとづく課題作文、合計3000字程度
    • DOCX形式の作文用紙をダウンロードして入力、手書きは不可
    • 白黒形式で保存したものを、5MB以内のPDF形式に変換して提出
    • ファイル名は「YMUSE2026_(出願者氏名)_2課題作文.pdf」とする
3)居住証明:2025年4月以降に発行された住民票の写し
  • 「世帯主および続柄」「本籍地および筆頭者氏名」を含む、本人分の住民票抄本
  • 「個人番号(マイナンバー)」は絶対に記載しないこと
  • 原本を鮮明にカラースキャンしたものを、5MB以内のPDFファイルで提出
  • ファイル名は「YMUSE2026_(出願者氏名)_3居住証明.pdf」とする

4)成績証明:2025年4月以降に受験した全国規模の模擬試験の成績表
  • 全容がわかるもの(成績表の一部を切り取ったもの、画面スクリーンショットなどは不可)
  • 原本を鮮明にカラースキャンしたものを、5MB以内のPDFファイルで提出
  • ファイル名は「YMUSE2026_(出願者氏名)_4成績証明.pdf」とする
推薦者の提出書類
  • 推薦状(200字程度)
    • 推薦者は、所属高校の担任、学年主任、校長などに限る。出願後の変更は認めない
    • 願書記載の推薦者に宛てて財団事務局からメール連絡、専用フォームから別送
    • 申請者である高校生本人が推薦理由を閲覧することはできない
書類提出の流れ

まず、申請者である高校生本人が、エントリーフォームより「願書」の情報を入力し、「顔写真」「課題作文」「各種証明書類」を添付にて提出します。高校生の出願が終わると、願書に記載された推薦者の連絡先に財団事務局から「推薦状提出のおねがい」というメールが届きます。推薦者は指示に従って「推薦状」を提出します。これらすべての書類が揃った時点で「応募完了」となります。

12月5日までに応募が完了しない場合、出願は無効となりますので、くれぐれもご注意ください。

よくあるご質問


応募方法と提出書類について
居住証明/本人分の住民票の写しとは?

当奨学金は、山形県内在住の高校生であることが応募条件です。住所や生年月日などの証明として、出願時に「住民票の写し(住民票抄本)」を添付していただきます。住んでいる市区町村の役所や行政サービス窓口等で、申請者本人のものを入手してください。「世帯主および続柄」「本籍地および筆頭者氏名」を記載し、必ず「個人番号(マイナンバー)」を含めない書式で発行してください。

成績証明/全国模試の成績表とは?

当奨学金は、学業に秀でた生徒であることが応募条件です。出願時に「今年度に受験した全国規模の模擬試験の成績表」を添付していただきます。すでに受験した模試結果を複数お持ちであれば、一つを選んで提出してください。まだ一度も全国規模の模擬試験を受けたことがない方は、応募締切までに受験して、その結果を提出してください。

使途計画とは?

当奨学金は、夢に向かってチャレンジする活動資金として支給されます。高校卒業前に使いきることを前提に、奨学生自身がユニークな活用法を見つけてください。前年度までの奨学生は、以下のような使途計画を掲げて出願し、それぞれの成果を報告してきました。

 ・留学準備のために国内で通う語学学校の受講費

 ・志望する海外大学を視察するための渡航費

 ・所属学会に支払う年会費など、個人研究のための諸経費

 ・大学受験料および入学金

 ・全国模試やTOEFLの受験料、進学塾や通信添削、教材や参考書などの費用

 ・遠方にある大学のオープンキャンパスや公開講座への参加費、交通費  など

今年度からは新たに、使途計画のカテゴリとして「海外研修および留学準備の費用」「大学受験料と入学金」「その他」の三つを設けて選択式としました。詳しくは課題作文用紙をご参照ください。

選考では何が評価されますか?


奨学生の選考は「成績評価」と「作文評価」を総合して行われます。選考プロセスは非公開ですが、とくに「作文評価」を重視しています。大きな視野をもって進路選択の可能性を広げるため、なぜこの奨学金が必要なのか、申請者である高校生のみなさんが、ご自分の言葉で作文に綴ってください。作文内容に盗用や剽窃が発覚した場合、不合格となります。

奨学金の給付と使途について
合格通知は誰に届きますか?

内定者、および推薦者にメールで選考結果を通知することで発表に代えさせていただきます。所属校への書面による通知は行いません。

給付方法/本人名義の預貯金口座とは?

20万円の奨学金は、高校2、3年進級前までに、本人宛てに全額が振り込まれます。合格通知後、期日までに指定通りの振込先を準備できなかった場合、不採用とすることがあります。そのため、応募の段階で、あらかじめ「本人名義の銀行口座」を開設しておくことが望ましいです。

奨学金はいつから使えますか?

高校2、3年次の一年間を給付対象期間とし、この期間中に使うことを想定しています。ただし、高校1、2年次の終わりに支給されますので、進級前の春休みから使い始めることも可能です。当奨学金は夢の実現へ向けた活動資金として提供するものであり、チャレンジした結果、仮に志望の達成が叶わずとも、返還義務は生じません。

使途報告書とは?

すべての奨学生は、給付対象期間の終わりにあたる高校2、3年修了の年度末に「使途報告書」を提出しなければなりません。使途計画にもとづいて奨学金を積極活用した記録を、領収書などの明細を添えて報告するものです。書式については合格通知後に奨学生に連絡し、事務局が個別の問い合わせに応じます。使途報告書の提出を怠った場合には、支給資格を取り消す場合があります。

奨学生について
給付期間中にはどんな義務がありますか?

「合格通知および入金通知についてのすみやかな受領連絡」「その他、遅滞なき事務連絡」「年度末の使途報告書の提出」「万が一、資格取り消しとなった場合は財団の指示に従うこと」などです。高校卒業後の進路について、財団側から奨学生に制約を課すことはありません。

出願後に状況が変わったら?

次に該当する場合は、直ちに財団事務局に届け出なければなりません。連絡が不行き届きになった場合、奨学金の受領後でも支給資格を取り消し、さかのぼって返還を求めることがあります。

 ・休学、留年、停学、転学又は退学の場合

 ・奨学金を辞退する場合

 ・転居、改氏名等、身上に変更があった場合

 ・奨学生の世帯主(扶養者)又は身元保証人に変更(死亡、転居、改氏名等)があった場合

 ・その他、資格を満たさなくなった場合、重要事項に変更が生じた場合

支給資格の取り消しとは?

当奨学金は、返済義務のない給付型です。ただし、以下のような場合は、推薦者の意見を聞いた上、奨学金の受領後でも支給資格を取り消し、さかのぼって返還を求めることがあります。

 ・資格を満たさなくなった場合(休学、留年、停学、退学、品行不良など)

 ・出願の際、提出書類で事実を偽っていた場合

 ・年度末の使途報告義務を怠った場合、その内容が不適格だった場合

 ・支給期間中に奨学生が死亡した場合

その他、ご不明の点がございましたら、こちらよりお問い合わせください。

前年度までの資料