【終了】やまがたMUSE奨学金2023

山形県内の高等学校に在籍する生徒で、将来は世界を舞台に活躍したいと考え、その第一歩として大学進学を目指す者を対象に、夢の実現へ向けた活動資金として給付型の奨学金を提供します。当財団理事・本間拓也からのご挨拶はこちらをご覧ください。

2023年度奨学生の募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

募集要項

給付額1名あたり単年20万円
募集人数40名
募集期間2022年10月20日(木)~12月10日(土)
給付対象大学進学のため真に経済的援助を必要とする、2022年度の高校2年生
応募資格・指定地域(山形県)に居住し、かつ同地域内の高校に在籍すること
・2023年4月に高校3年へ進級見込であり、年齢が20歳以下であること
・日本国籍ないし永住資格・定住資格を有すること(留学生は対象外とする)
・高等学校等就学支援金制度の受給対象者であること
・成績優秀、チャレンジ精神が旺盛で、心身ともに健全であること
・海外留学や県外進学を含めた広い視野を持って進路を定めていること
・かつて当財団から奨学金を受けていないこと(他団体の奨学金との併用・重複は可能)
給付方法2023年2月下旬頃、本人名義の預貯金口座への振り込み
※給付型奨学金で返済義務はありません。高校卒業までを対象期間とし、奨学生本人に使途報告書を提出していただきます。期間中に不適格と判断された場合には、奨学生資格を取り消して返還を求めることがあります。

今後のスケジュール

2022年10月20日 0:00エントリーフォーム開通、出願の受付開始
2022年12月10日 23:59応募締切(願書、証明書類、推薦状などすべての書類の提出期限)
2022年12月中旬ごろ〜2023年2月ごろ事務局と選考委員会による選考
2023年2月中旬ごろ奨学生決定、合格内定者と推薦者にメールで通知
2023年2月末ごろ支給と受領
2024年3月奨学生による使途報告書の提出

応募方法

申請者である高校生本人が、エントリーフォームより応募してください。当財団では、紙などの郵送による書類提出はいっさい受け付けておりません。

申請時に必要となる書類の概要は下記の通りです。応募開始までの間に、各自で準備を進めておいてください。

本人の提出書類
1)願書(フォーム入力)
  • 本人情報
    • 氏名、学校名、生年月日、性別、住所、メールアドレス、電話番号、健康状態
    • 個人情報の取り扱いについての同意
    • 顔写真
      • 縦4対横3のカラー証明写真、550KB以内のJPG形式画像ファイルで提出
      • ファイル名は「YMUSE2023_(出願者氏名)_1顔写真.jpg」とする
      • あなたの名前が山田花子なら「YMUSE2023_山田花子_1顔写真.jpg」となる(以下同様)
  • 経済状況
    • 高等学校等就学支援金制度の受給状況
    • 他の奨学金の受給状況
    • その他の経済的事情
  • 進路志望等
    • 現時点での志望進学先
    • 「総合的な探究の時間」の研究テーマ
    • 奨学金の使途計画
  • 推薦者情報
    • 氏名、続柄、メールアドレス
2)課題作文(所定書式あり)
  • 4項目の課題作文、合計で2500〜3000字程度
    • DOCX形式の作文用紙をダウンロードして入力、手書きは不可
    • 白黒形式で保存したものを、5MB以内のPDF形式に変換して提出
    • ファイル名は「YMUSE2023_(出願者氏名)_2課題作文.pdf」とする
3)願書記載内容の証明書類
  • 3-1)居住証明:2022年4月以降に発行された、本人分の住民票の写し
    • 「世帯主および続柄」「本籍地および筆頭者氏名」を含めた住民票抄本
    • 「個人番号(マイナンバー)」は絶対に記載しないこと
    • 原本を鮮明にカラースキャンしたものを、5MB以内のPDFファイルで提出
    • ファイル名は「YMUSE2023_(出願者氏名)_3-1居住証明.pdf」とする
  • 3-2)成績証明:高校2年次に受験した全国規模の模擬試験の成績表
    • 全容がわかるもの(成績表の一部を切り取ったもの、画面スクリーンショットなどは不可)
    • 原本を鮮明にカラースキャンしたものを、5MB以内のPDFファイルで提出
    • ファイル名は「YMUSE2023_(出願者氏名)_3-2成績証明.pdf」とする
  • 3-3)所得証明:高等学校等就学支援金制度の受給資格の通知書
    • 原本を鮮明にカラースキャンしたものを、5MB以内のPDFファイルで提出
    • ファイル名は「YMUSE2023_(出願者氏名)_3-3所得証明.pdf」とする
推薦者の提出書類
  • 推薦状(評価表、400字程度の推薦文)
書類提出の流れ

まず、申請者である高校生本人が、エントリーフォームより「願書」の情報を入力し、「顔写真」「課題作文」「各種証明書類」を添付にて提出します。高校生の出願が終わると、願書に記載された推薦者の連絡先に財団事務局から「推薦状提出のおねがい」というメールが届きます。推薦者は指示に従って「推薦状」を提出します。これらすべての書類が揃った時点で「応募完了」となります。

12月10日までに応募が完了しない場合、出願は無効となりますので、くれぐれもご注意ください。

よくあるご質問

Q1:どんな奨学金なの?

MUSE財団は「グローバル志向の次世代を支援する」ことを使命に掲げ、この奨学金では「山形県から世界へ羽ばたく人材」を育てたいと考えています。大きな夢の実現に向け、多種多様な選択肢を見据えて大学進学の準備を始めた高校2年生を対象に、高校在学中の経済支援をおこなう奨学金です。

Q2:誰が対象になるの?

山形県内の高等学校に通う、2022年度の高校2年生(2023年度3年進級見込)です。優れた学業成績とともに旺盛なチャレンジ精神を備え、進学のための経済的援助を必要としていることが応募条件です。たとえば……

  • 家庭の事情、経済的理由などで大学進学が厳しい状況だが、夢を諦めずに挑戦したい
  • 明確に志望する進路があるが、県内には該当する学部学科がなく、県外への進学を考えている
  • 高校卒業と同時に海外留学などを目指しており、そのための特別な準備を必要としている
  • 視野を広げるため、高校在学中に短期留学をしたいと考えているが、経済的にその余裕がない
  • 進学のため親元を離れることについて家族の反対に遭っているが、自分の将来性を示したい
Q3:どうやって応募するの?

面接試験はなく、オンラインで応募完了する奨学金です。高校生のみなさんには、ご自分で願書・作文・証明書類を提出していただきます。また、所属高校の学校長または担任の先生などから推薦書類を別途提出していただきます。紙による郵送などでの提出はいっさい受け付けません。

必要な書類や書式、選考の流れは「応募方法」と「スケジュール」をご覧ください。早い段階から準備にかかり、締め切りまでに余裕を持って出願してください。

Q4:提出書類はどうやって準備するの?

すべての書類を、ウェブサイトのエントリーフォームを通じてファイル形式で提出していただきます。紙での提出はいっさい受け付けません。応募方法の「申請者本人の提出書類」欄をよく読んで準備を進めてください。

証明書類の原本をスキャンしてPDF化する作業には、スキャナー機能のある複合型コピー機やプリンタ(一般家庭用、業務用、またはコンビニのマルチコピー機など)が必要となります。書式が指定と異なる、読み取りが不鮮明など、提出書類に不備がある場合は不合格となることがあります。

Q5:居住証明/本人分の住民票の写しとは?

当奨学金は、山形県内に在住する高校生であることが応募条件です。住所や生年月日などの証明として、出願時に「住民票の写し(住民票抄本)」を提出していただきます。

住んでいる市区町村の役所や行政サービス窓口等で、申請者本人の「住民票の写し(住民票抄本)」を入手してください。「世帯主および続柄」「本籍地および筆頭者氏名」を記載し、「個人番号(マイナンバー)」を含めない書式で発行してください。マイナンバーが掲載されていた場合、不合格となることがあります。

Q6:成績証明/全国模試の成績表とは?

当奨学金は、学業に秀でた生徒であることが応募条件です。出願時に「高校2年次に受験した全国規模の模擬試験の成績表」を提出していただきます(高校発行の成績証明書は不要です)。すでに受験した模擬試験の結果を複数お持ちであれば、一つを選んで提出してください。まだ一度も全国規模の模擬試験を受けたことがないという方は、応募締切までに受験して、その結果を提出してください。

Q7:所得証明/高等学校等就学支援金制度の受給資格の通知書とは?

当奨学金は、「高等学校等就学支援金制度」の受給対象者であることが応募条件です。出願時に「受給資格の通知書」を提出していただきます。この書類は所属高校を通じて発行されるもので、再発行も可能です。制度について不明な点があれば、保護者や推薦者に相談してください。

また、願書には別途、他の奨学金の受給状況(支給団体および奨学金名、年額換算の受給額、受給期間など)、個別の経済的事情(生活保護制度利用はじめ家族と扶養者に関する特記事項、火災や風水害の被害など)を記述する欄も設けられています。とくに深刻な事情をもって真に経済的援助を必要とする生徒は、願書や作文を通じてその切実さをアピールすることが可能です。

Q8:推薦者とは?

出願には、所属高校からの「推薦状」が必要です。推薦状を提出する推薦者は、学校長、担任や学年主任、進路指導担当教員などに限り、学外からの推薦者は認められません。また、申請者である高校生本人が応募フォームに、推薦者の氏名と連絡先(推薦状提出用メールアドレス)を記載する必要があります。出願前に相談の上、推薦者を決定しておいてください。出願後の推薦者の変更は認められません。

高校生本人の書類提出が終わると、願書記載の推薦者メールアドレスに財団事務局から「推薦状提出のおねがい」が届きます。推薦者はその指示に従い、推薦状をオンライン提出していただきます。

Q9:推薦状とは?

推薦状は簡単な評価表と400字程度の推薦文で構成されています。この内容は、申請者である高校生本人が閲覧することはできません。

Q10:選考では何がどのように評価されるの?

選考は「成績評価」と「作文評価」を総合して行われます。選考プロセスは非公開ですが、「成績評価」よりも「作文評価」を重視しています。なぜこの奨学金を必要としているのか、申請者である高校生のみなさんが、ご自分の言葉で作文に綴ってください。なお、作文の内容に盗用や剽窃が発覚した場合、不合格となります。

Q11:合格通知は誰に届くの?

内定者、および推薦者にメールで選考結果を通知することで発表に代えさせていただきます。所属校への書面による通知は行いません。

Q12:給付方法/本人名義の銀行口座とは?

20万円の奨学金は、高校3年進級前の2月末に、本人宛てに全額が振り込まれます。そのため、応募の段階から「本人名義の銀行口座」を開設しておくことが望ましいです。やむをえない事情で遅れる場合も、前もって準備しておかなければなりません。合格通知後、指定する期日までに指定通りの振込先を準備できなかった場合、不採用とすることがあります。

Q13:いつから使えるの?

原則、高校3年次の一年間を給付対象期間とし、この期間中に使うことを想定しています。ただし、高校2年次の2月末を目処に支給されますので、高校2年生が終わる春休みから使い始めることも可能です。

Q14:どんなことに使えばいいの?

当財団では、奨学生自身が大きな視野をもってユニークな活用法を見つけていくことを奨励しています。受験勉強のために直接必要なもの、たとえば参考書や文房具の購入費などにあてても構わないのですが、まとまったお金を使って、生まれ育った環境の「外」を見る機会を増やすことにも大きな意義があります。高校生のうちに進路選択の可能性を広げるため、たとえば以下のような使い方が考えられます。

  • 高校生向け海外研修プログラムへの参加費
  • 県内および県外の進学予備校の講習や通信添削にかかる費用
  • 全国模試やTOEFLの受験料
  • オープンキャンパスや公開講座、大学等が主催する高校生向けイベントへの参加費
  • その他、学費や塾費の補填  など
Q15:使途報告書とは?

奨学生は、給付対象期間の終わりにあたる高校3年修了の年度末に、「使途報告書」の提出が求められます。出願時の使途計画にもとづいて奨学金を積極活用し、領収書などの記録を添えて、活動報告をしてください。たとえ結果的に志望進路の達成が叶わなかったとしても、奨学金の返還義務が生じることはありません(たとえば、志望大学に合格できなかった、留学を断念した、あるいは、支給額を計画通りに使いきれなかった、など)。詳しい書き方については、選考終了後に奨学生に連絡し、事務局が個別の問い合わせに応じます。

Q16:出願後に状況が変わったら?

次に該当する場合は、直ちに財団事務局に届け出なければなりません。奨学金の受領後も、連絡が不行き届きになった場合、支給資格を取り消し、さかのぼって返還を求めることがあります。

  • 休学、留年、停学、転学又は退学の場合
  • 奨学金を辞退する場合
  • 転居、改氏名等、身上に変更があった場合
  • 奨学生の世帯主(扶養者)又は身元保証人に変更(死亡、転居、改氏名等)があった場合
  • その他、資格を満たさなくなった場合、重要事項に変更が生じた場合
Q17:支給資格の取り消しとは?

当奨学金は、返済義務のない給付型です。ただし、以下のような場合は、推薦者の意見を聞いた上、支給資格を取り消し、さかのぼって返還を求めることがあります。

  • 資格を満たさなくなった場合(停学、転学、退学、留年、品行不良など)
  • 出願の際、提出書類で事実を偽っていた場合
  • 年度末の使途報告義務を怠った場合、その内容が不適格だった場合
  • 支給期間中に奨学生が死亡した場合
Q18:奨学生にはどんな義務があるの?

合格通知後、高校卒業までの給付対象期間中に生じる義務は、「合格通知および入金通知についてのすみやかな受領連絡」「その他、遅滞なき事務連絡」「年度末の使途報告書の提出」「万が一、資格取り消しとなった場合は財団の指示に従うこと」などです。当奨学金は夢の実現へ向けた活動資金として提供するもので、チャレンジした結果、仮に志望の進路へ進めなかった場合にも、奨学金の一部または全部を返済する必要はありません。また、高校卒業後の進路について、財団側から奨学生に制約を課すこともありません。

その他、ご不明の点がございましたら、こちらよりお問い合わせください。